2008年6月29日日曜日

韓国からのお客さま (4)



家庭文庫の見学にいらっしゃったお客さまですが、たまたま自宅を開放している我が家が見学場所だったので、他の興味ももたれたようです。
それは日本の家というか、家庭の中の様子、なかなか普通の家庭をみるチャンスはなく、まして3日間だけの訪日では無理なようです。私も外国に行くとその国の普通の人々の普通の暮らし、家の中なんかすごく興味がありますから。
 
そこで気がつくとみんな撮っているわ、撮っているわ、それは文庫の本や体裁、書棚や子どもの本を読んでいる様子(K君兄弟が普段の文庫同様本をひっぱりだして読んでいた)だけにかぎらず、額から窓、なんと天井から天窓まで、そして決定版は和室。ここは文庫として使っていないので、半分物置同然にしてありました。ところがその和室が珍しいらしく、神棚、仏壇をバシャ、バシャ、パチ、パチ、そして物置になっていた床の間まで・・・「アー やめて!」と叫びたかったけどもうあとの祭り、しっかり撮られていました。あー恥ずかしい、こんなだったらしっかり整理しておくのだった。
 
考えてみれば今日本でも神棚、仏壇、床の間のあるうちってあまりないのかもしれませんね。
「旅の恥はかき捨て」じゃなくって「旅人に対しての恥はかき捨て」といたしましょう。
韓国の人たちに初めてのものを見せられただけでいいとするか。ついでに神棚と仏壇のお参りの仕方の違いでもご教授したかったなー。
 
そして最後に「ひとつ教えてください」と男性の質問。「玄関に飾ってある絵は自分で描いたのですか?」
私が邪魔だから隠しておいたゴルフバックをみつけて「ゴルフはするのですか?」
この質問は文庫に関係ないけど、ぜんぜんOKですよ。多分この方は絵を描かれて、ゴルフをされる方なのでしょう。なんだか韓国が近く感じられました。